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ひびまこちはSS習作書きました。

2009年11月29日 19:55

お久し振りです。小六です。

ちなみに明日は学校で試験があるそうです。土日はずっとSSを書いておりました。
ほら、SS書いてると時間ってすぐに経ちますよね!

言い訳はさておき、先週SSを書いたぜヒャッホウ!と喜んでいた深夜3時ごろ。
何を思ったのか僕は敬礼Pさまの絵チャットに侵入するという暴挙に出ました。

SS書きにとって、絵師様の絵というものは、本当にダイナマイトレベルの発火剤であります。
そんなこんなでひびまこちはサンドイッチSSを書くことになりました。

実は、響を扱うのはこれが初めてだったりします。響って本当に良いキャラですね。結構好きです。
機会があれば響絡みのSSをまた書いてみたいなぁと思った夜でした。

それでは、以下SSとなります。
若干のいかがわしい成分が含まれておりますのでご注意下さい。

――――――――――――――――――――――――――――

髪の毛を洗っていると、シャンプーの泡が目に沁みた。
しっかりと目を開けることができないので手さぐりで取っ手を探す
取っ手を大きくひねると頭上から勢いよくお湯が噴き出してきた。そのまま髪の毛を洗う。
隣には真と千早がいて、今日のライブについて色々と話をしていた。


「いやー。今日はいいライブだったね」
「そうね、ファンの人達の反応も上々だったし。自分でも納得がいく出来だったと思うわ」
「もっと喜ぼうよ。千早も嬉しいんでしょ?」
「私はそういうキャラで売っていないから」
「もー。素直じゃないなぁ。千早の笑顔、ファンの人達は大好きなはずだよ?」
「…善処するわ」

とまぁ、こんな具合で。

「自分もそう思うぞ。千早はもっと笑った方がいい」
「もう…我那覇さんまで…」
「ほら、やっぱり笑った方がいいよ。にこーって笑おうよ。にこーって」


上機嫌な真は、絡むと意外にしつこいと知ったのはここ最近のことで。
だけど真の性格もあってなのか、嫌にならない。それが真がアイドルたる理由なのだろう。
そんな彼女のことが気になり始めたのはいつだったのか。あまり良く覚えていない。

ちなみに髪の毛はまだ洗っている途中だ。自分、髪の毛長いからな。



         よくある日常 よくある風景 オーライオーライ なんくるないさー






 ―――――――――― 彼女と彼女のある日の風景02 ―――――――――――







おおかた髪の毛を洗い終わって、私はもう一度取っ手をひねる。
ちょうどいい熱さのお湯が出てきて、自分は髪についた泡を洗い流した。
指に絡む髪の毛が少しギシギシと音を鳴らす。

泡はシャワーの流れとともに、肌を伝って、タイルの溝、排水溝へ。

相変わらず真と千早はじゃれあっている。
ふと会話の流れが止まる。何かあったのだろうかと横を向くと、隣で真が千早を見つめていた。


「ねぇ、千早」
「何よ」
「もしかして…胸、大きくなった?」
「え」
「何となくそんな気がして」
「そ、そうかしら…」      

 微かに上ずる千早の声。

「へへっ!うっそだよーん」
「……!!」          

 瞬間、凍りつく空気。


あーあ、やっちゃった。自分は関係ないからな。

「…真…覚えていなさいよ…!!」
「大丈夫大丈夫!ほら、どっかで聞いたことあるよ?胸は揉めば大きくなるって」
「…セクハラね」

千早は吐き捨てるようにそう言った。


 セクハラだ、と自分も思う。二人が何の関係もない二人であったなら。

千早の胸が大きくなったかどうかはともかく、千早と真はいわゆる「親友以上恋人未満」な関係である。

 お互いのことが好きなのに、そのくせ気持ちを正直に伝えられない臆病な関係

765プロに入ったときはあまり気付かなかったが、このプロダクションにはそういう関係のアイドルが多い。
世の中を熱狂させるアイドル達が集うプロダクション。
その容姿と性格にお互いが惚れ込むのは至って自然なのかもしれない。

不自然な自然というヤツだ。まったくもってこのプロダクションは爛れきっている。

  はぁ

      自分は嘆息した。


我那覇響。15歳。現在765プロ所属。
アニキ、次郎、自分は元気です。少し爛れているかもしれませんが、それでも楽しい毎日です。




 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆





「そういえばさ」

自分の言葉を受けて、隣の二人はこちらを見る。


「千早の胸が大きくなった…って真は言っていたけれど、真自身はどうなんだ?」
「へ?」
「ほら、前に言ってただろ?『ボクだってグラマーになりたい』『フラット3なんてもう嫌だ』とかなんとか」
「くっ」
「ああ、それはまぁ…言ってた気がするけど。何で今さら」

不思議そうな顔をする真。とりあえず千早の発言についてはスルーしておく。


 こっちの気もしらないでさ
 ホント、765プロはバカばっかりだな
 お互い好きだと分かっているなら、どうしてくっつかないんだよ

 手を伸ばせばそこに欲しいものが転がっているのに、どうして取ろうとしない
 手を伸ばしても手に入れられない人間だって、世の中にはいっぱいいるんだぞ


もどかしい二人。その片方が気になって仕方ない自分。
そんな色々な思いがムカムカとした気持ちとなって体を巡る。


 それならいっそ 自分でケリをつけてしまえ


短絡的な思考と笑うなら笑えばいいさ。それだけ自分は真に惚れこんでいるんだ。なんくるないだろう?
だから自分はこう言ってやった。


「なんだったら、自分が揉んでやるぞ?」




  「「え?」」

二人の声が重なったのは偶然だったのか必然だったのか。偶然だったと自分は思いたい。
ピエロは笑って人の心を惑わすのだ。いやらしい笑顔を自分の顔にはりつける。
どこかのプロデューサーがやっているみたいにその指をわしわしと動かして、それを二人に見せつけた。


 ほら、みせつけてくれよ
 オマエらがどれだけお互いのことを思っているのか
 大切なものほど、しっかりと捕まえておかなきゃ、逃げ出すんだぞ
 ほら、がっかりさせてくれよ
 こんな気持ちを抱かなきゃよかったと後悔する位に。おかしな思い出にできる位に



「我那覇さん。冗談が過ぎるわよ」
「冗談なんていってないさー。まぁ、真に恋人がいるなら別だけどな」

自分の言葉に口を紡ぐ千早。言葉はない。だけどその視線からは強い敵意を感じた。

 なんだよ、その程度の気持ちなのか?
 黙って見ているだけじゃ、気持ちなんて伝わらないぞ?


「千早…」

真といえば、何か言いたげな瞳で千早の方を見つめている。まるでお姫様だ。
それなら千早は王子様か。自分はさしずめ道化師といったところだな。
はりつけた笑顔の色を強くして、自分は真に抱きついた。




 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆




下卑た微笑みを深めた後、我那覇さんは真に抱きついた。
ゆるゆると花輪に触れるその蛇のような手つき。
まるでその花をどう喰い散らかそうか思案しているような動き。
淡く火照った花の輪郭にその爪が触れると、目の前の彼女はわずかに身体を震わせた。


    こぼれる吐息
 
         濡れた黒髪
 
    深紅の耳たぶ

         花の香り  



それは私の劣情を噴き上がらせるに十分な姿であった。
そこから何を思って動いたかは分からない。気付けば私は真の顔を引き寄せて、深く口付けをしていた。


 まず感じたのは唇のやわらかさ。その次に感じたのはじわりと滲む気持ちよさ。


「……んぅ……っ」


口付けの隙間から洩れる甘い吐息。
それを聞いただけで、うなじから氷水を流し込まれたような、そんな生理的な痺れが脊髄から湧き上がる。

舌を絡める度に息が熱くなる。身体の奥がねじられるような感覚。
不意に真と目が逢う。潤みきった瞳からは必死の形相をした自分が見えた。
その瞬き一つにすら、その身じろぎ一つにすら、灼けつくようなときめきを覚える。


「へぇ…千早もやるときはやるんだね…」


視界の隅から聞こえたのは、相変わらずの口調で私に話しかける我那覇さんの声。
分かってる。あなたが真を好きなこと位。いくらおどけた雰囲気で隠しても、それ位お見通し。


  だけどね。私も真のことが大好きで仕方ないの。
  だから渡さない。真は私のもの。 
  あなたが彼女を諦めるまで、この狂言、続けてあげる。


未だ真に口づけを交わしたまま、私は我那覇さんの方を見遣る。交わる視線。
私と目が逢った我那覇さんは、一瞬驚きを見せ、それから挑戦的な目で私を見返した。


 やれるものならやってみなよ。そう言いたげな目つきだった


上等。私だって渡すつもりはない。

私は両手を真の首元に回し、強く抱きよせた。
しなやかな身体。細い腰つき。美しく引き締まったヒップライン。


  彼女の全ては、私だけのもの





 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆







ぬるりと咥内を這いずり回る千早の舌。その感触が着火剤となって、ボクの全身を熱くさせる。


お腹の奥がぎゅっと締め付けられた。
激しい動悸が襲う。
暑いのがひどくなる。
何かが弾けて、頭がおかしくなってしまいそうだ。


「ち、はや……っ!」

いつもは軽いキスだけで終わる仲。
それにキスといってもお遊びでする位のキスで、いつもボクの方から千早にキスをしていた。
だからこそ、この突然の口づけに頭がパニック状態になる。

しかも、何故か響が後ろからボクの胸をいやらしく撫で回していて、
「真、かわいいな」とかなんとか耳元で呟いてくる。

だから、そんな、物欲しげな声で囁かないでほしい。
声の響きが直に脳に伝わって、否が応でもヘンな気持ちになってしまう。


何が何やら分からない。
ボクは溢れそうになる昂りを彼女の髪を掴むことで抑え込もうとした。


 どうしてこうなったんだろう?


背後にいる響に目を合わせることはできない。ボクは朦朧とした意識の中、千早に目配せをする。


 いつもは穏やかな千早の瞳

だけど今日に限って彼女の瞳の裏に、密やかな笑みが映りこんでいるような気がした。
ボクと目が逢った千早は、その獰猛な瞳の色とは正反対に、優しい微笑みを浮かべて僕に話しかける。


「大丈夫よ」

もう止めてくれと縋る手をキスでなだめられて、気付けば千早の膝が僕の脚の間に割り込んでいた。

「え…ちょ…!! ちはや……っ!」
「…………開いて?」


至近距離。獰猛だけど穏やかな瞳。落ち着いた声。
千早はずるい。そんな優しい声で言われたら、断ることなんてできないじゃないか。


 何をするつもりなのか、わからない程ボクはもう子供じゃない
 だからこそ、恥ずかしくてその言葉にためらいなく頷くことなんてできない
 だけど、ボクもそれなりに興奮してしまっていて
 膝を開けば、その証を見せ付けることになるのだろうから


「……ちはや……」


千早はボクから逃げることもなく、かといって無理強いすることもなく、じっとボクを見つめていた。
そうだ。千早にとって、ボクという扉を開ける呪文や鍵なんて、全く必要ないのだから。
ただ欲情に濡れた瞳をボクに向けて、名前を囁くだけでいい。


「真……」

恥ずかしいのに視線を背けることなんてできやしない。
彼女の瞳に魅せられ、その甘い囁きに痺れ、足を閉じる力が抜けた。


 息が浅く荒くなる。


ボクは千早の瞳の色を窺った。まるで蛇に睨まれた蛙のような気持ちだ。
それを見た千早は、穏やかな微笑みを浮かべて、もう一度ボクに深く深く口づけた。


「…うん。愛してる…」



重なる身体。朦朧とした思考。
心拍のテンポは収まることを知らず、千早の熱くなった身体を肌で感じる。


シャワーのノズルからこぼれ落ちた水滴は、ぴちゃりと音を立てて、タイルの上に流れ落ちた。
















続きは省略されました。

続きを見たい場合は「サンドイッチおいしいね」とコメントして下さい\(^о^)/


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