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コメント返信用記事です

2010年02月28日 21:25

お久し振りです。小六です。
先日書きましたSSについてのコメント(2月28日以降)の返信を、この記事にてさせて頂いております。(随時更新させて頂きます)

 読者様は神様です!この精神がモットーの僕は、SSのコメントを見ると「ありがとうございます!ありがとうございます!」と三拝四礼しながらコメントをさせて頂いているのですが、読者様への愛が溢れすぎていつもコメントの最大限の文量をいつも越えてしまい、泣く泣くコメント返信の文章を削っております。胸の奥に複雑な気持ちが生まれておりました。
 それがあまりにも読者様に失礼であり、また僕自身もう我慢ならなくなったので、こうしてコメント返信記事を作る次第となりました。

 いやあ!自分が思うだけコメント返信が書けるって素晴らしいです!!

以下、コメント返信となります。
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>アリス様

(1)リドルについて
 まさか正解にたどり着ける方がいらっしゃったとは!!しかもオペラのヒントなしで…アリスさんの読解力に脱帽するしかありません。6回も読んで下さったことに感謝を、そして自分の文の拙さに反省するばかりであります。「春香さんの本名」に関しては春香さんも言うように「すぐに分かる」ものにしてみました。伊織自身の決断の要素を大きくしたかったためです。
 前回に引き続きまたリドルものかよ!と自分でも感じているのですが、今回のリドルは元ネタがありますので、その意義については後述させて頂きます。

(2)煙草その他のモチーフについて
 はい。まさに煙草はこのSSに必要なモチーフでした。Pの性格付け、社会の一側面。このSSでは煙草なしにそういったものを表現できないものでした。
雪だるまのイメージにつきましても、「雪→花→夢」「王冠→キラキラした何か」と言ったように、様々なイメージを想像しながら、モチーフとして物語に組み込んでみた…つもりです。
 人生経験も語彙も少ない僕ですが、言葉では表現できない何かを表現したくて、だけど本質は言い当てられなくて。僕からすれば正鵠を得た表現ができるアリスさんの文章に憧れます。そんな僕が悩んで出した答えが「秘すれば花」でした。芥川龍之介の「蜜柑」「トロッコ」みたいなものです。僕の情景描写は心情描写として書いています。この試みがアリスさんの言う「品位」につながっているとすれば、嬉しい限りです。品位、僕も欲しいです、切実に。

(3)リドルとオペラについて
 このリドルの元ネタとなったオペラは、オペラ作家の名手たるプッチーニの作品の一つ、「トゥーランドット」です。求婚する男性に謎かけをし、その謎かけに正解しなければその男性の首をはねる、氷のように美しき心と容姿をもったお姫様の話です。冒頭部で伊織が車内で聞いていた曲「"La Boheme"の"Quando me'n vo"」もプッチーニがオペラ(トゥーランドットではありませんが)で使用した曲の一つです。だからこそあの場面で新堂は「今日という日にはうってつけ」と伊織に言ったのでしょうね。
 なぜ今回もリドルを使用したのか。それについて述べさせて頂こうと思います。
 トゥーランドットは「千夜一夜物語」の中にある一作品なのですが、「千夜一夜物語」にはこのような「謎解き姫」の話が散見されます。
 なぜ姫(トゥーランドット)は求婚する男に謎を出したのか、しかも答えることが困難な謎を出したのか。それは相手の心を推し量るためだ、と僕は解釈しております。自分が納得する答えを出せない男と契りを交わすことが怖くて、謎かけという壁を通してしか男と会話できないお姫様。素直になれないお姫様。まるで伊織さんみたいです。
 SS中で伊織さんが言っているように、このリドルは『もともとあの謎かけ自体、正解なんてなかった。アイツが出した答えが正解になる。そんな類の謎かけ』としてのリドルです。伊織さんと春香さんの「以心伝心」を表現するためのリドル。だからこそ、このリドルをSS中における重要なモチーフとして組み込んでみました。
 元ネタと少し違うところといえば、春香さんの謎かけの部分が挙げられます。元ネタでいえば、求婚する王子カラフ(春香さん)の名前をあてるというのは大変困難な謎かけなのですが、今回は「すぐに分かる」ものとなっております。今回のSSは愛の話ではなく夢の話だからです。「水瀬伊織」を形作る重要な部分を語る話だったからです。謎の難しさは可能な限り簡単にする必要がありました。だからこそ、簡単に答えが出るように改悪させて頂きました。

(4)このストーリーの結末について
 このSSのストーリーの軸になった作品は、新海誠というアニメーターが作成された作品「秒速5センチメートル」という作品です。これをご存知でしたら、話の流れにピンと来て、「また小六が名作を改悪した(実は同じような試みをしたことが以前ありました)」と思われるかもしれません。
 僕自身、この物語は「もしも」の話であると考えて書いていました。自分で書きながらあまりにも救いようがない結末だと思っております。おそらく14歳の伊織さんならば、この結末にはならなかったのではないか、全世界の伊織さんファンに土下座をしてもし足りない結末です。
 伊織さんと春香さんは、ある意味どちらも素直になれない性格をしていて、自分の信念に意固地な部分が少なからずあります。そして伊織さんの背後にはいつも、水瀬財閥というリヴァイアサンが顎を開けています。伊織さんという方は、ある意味アイドルの中で一番「綱渡り」をして活動しているアイドルではないか。だからこそ、この物語の主人公としてうってつけなのではないか。「王冠をつけた雪だるま」と春香と伊織。限りなくリアルに近い夢物語。このテーマがどうしても書きたくなったのです。そうして業の深い僕は、地面に頭をこすりつけて頼み込み、「この変態!ド変態!der変態!」と罵られつつも伊織さんに動いて頂きました。
 今回のSSにおけるPは、ある意味伊織さんのうさちゃんよりも仕事をしていないダメPでしたが、彼が動けばまた違った話になるのかもしれませんね。


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>71乳P様

(1)夢中になって読了して、震えが来ました
 動画であれ絵であれ文であれ、何かを創るということは、何かを発信するということ。人の心を震わせるということほど、作り手にとって嬉しいことはありません。文字屋にとって最高の賛辞、本当にありがとうございます。
 僕自身の感覚からすると、今回のSSは少し異質な部類に入るものでした。プロデューサーがこういうメインキャストとして動くSSは今回が初めてかもしれません。実はこの一枚絵SS企画に参加するまでは、このようなプロデューサーが出るSSは、書き手の自己満足のSSになってしまいがちだという先入観にとらわれており、書かず嫌いの節がありました。しかし、一枚絵企画に参加されている方のSSを読んでこの先入観が払拭されました。目から鱗でした。そこで、今回のSSではプロデューサーにもメインを張ってもらおうと考えた次第であります。
 アイマス公式とは少しずれた世界にいる「もしも」のお話。完全に俺得な世界観で動くアイドル達のお話でしたが、愛を込めて、今の僕が一番きれいだと思う花を全てあしらってみたつもりです。経験不足ということもあってか、粗が目立つ文章でしたが、そう言って頂けることは本当に文字屋冥利に尽きるものです。こちらこそ本当にありがとうございます。

(2)ただひたすらに切なく、哀しく、そして美しい作品でした
 「花は散るからこそ美しい」どうみても一世風靡セピアです。そいやっ!
 今回のSSで一番気を遣ったこと、それは情景をいかに美しく表現するかでした。限りなく夢のようなリアル。限りなくリアルに近い夢。そのような世界観を出せたら、と思って書いておりました。カッコつけたような言い方をしてしまいました。こういう世界観が好きなだけなんです。
 美とは儚いからこそ美しい。最も美しきは、美しいものを美しいと思うその心。そんな残念な文字屋が書いた酔狂な文章、最後までお付き合い頂き本当にありがとうございます。

(3) 手放しで絶賛する事しか出来なくて申し訳ありません。ですが、どんな理屈や分析も、この作品に対しては野暮なような気がしてしまうのです。気の利いた指摘の一つも出来ないコメントで済みません。
 またしても最高の賛辞、本当にありがとうございます。そんなに誉めて頂いても何も出ませんよ?
 僕個人の感覚からすれば、技術論なんて二の次だと思っております。分析や技術は確かに大切ですけれど、それは「何か」を魅力的にするための一手段に過ぎないわけで。その辺りを本末転倒してはいけないなぁ…と最近痛感しております。僕自身が分析好きな人間で、ぼーっとしているとついつい分析的な感想になってしまうので、71乳様のコメント、コメントをする身としてしっかり肝に銘じておくとともに、素直に嬉しく思います。


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>怪傑砂頭巾様

(1) 行間や文頭の文字を巧みに使い、書かずに表現されたその表現力に感服しました。
 SSを書き始めて6カ月の人間にはもったいなきお言葉です…!まだまだ経験が浅い若輩者ですが、遅筆なりにうんせうんせと書いております。「読者様は神様です!」をモットーにこれからも精進していこうと思う次第であります。
 行間や文頭の文字に気を遣っているのは、僕がニコニコ大百科を編集していたという経緯があるからかもしれません。真っ白なキャンバスの中に何を表現するか。五感の全てを働かせて限りなくリアルに近づけること。文字の世界でも視認できる、そして僕が出来得る全てのことを駆使して書いていこうと常々思っております。ある意味アウトローな書き方をしておりますが、こういうのもありかな?と試行錯誤しながら、その雰囲気にあったベストの表現を模索しております。笑ってお許し頂さい。
 書かずに表現することに関しましては、個人的には「輪郭を正確になぞる」と称しております。「語りえないことについては沈黙しなければならない」との名言がありますが、それならば「語りえないこと」についてどう表現するか。その疑問に対して僕は「輪郭を正確になぞる」という答えを出しました(抽象的で暫定的なものですが)。本質を語りえないからこそ正確に輪郭をなぞることで、その本質があぶり出しのように滲み出てくる。そんな表現を心がけております。お気に召して頂ければこれほど嬉しいことはありません。


(2) 伊織さんと春香さんについて
 伊織さんと春香さん。「私はアイドル」と歌う二人で、二人は「アイドル」なんですよね。おそらく二人とも「自分の夢」というものにプライドがあって、周囲の状況をある程度正常に把握できる二人。そのあたりに二人の類似性を感じます。これをベースに年齢差や出自の差異、コミュやドラマCDから把握される二人の性格と関係性、それに様々な方の二次創作という貴重な解釈を検討しながら考えた、僕なりの伊織さんと春香さんの関係性を書いてみました。
 ほんの少しの未練。どれだけ強い人間でもあるものだと思います。伊織さんは「ワールドイズマイン」、春香さんは「強い女」(この辺りはニコマスから影響を受けております)と考えられがちな人間ですが、そのような強い人間に似つかわしくない弱い側面、そのあたりに僕は人間臭さと人間としての魅力を感じます。伊織さんの解答を知った春香さんはどう思うのでしょうか…その辺りのストーリーも魅力的ですよね。その辺りは「キミ」という歌詞を歌に使わなくなった春香さん(三番目の歌では「君」とありますが、その違いについて考えるのも面白いですね)が、伊織さんの解答にどうリアクションするのか。「もうすぐ仲間と君に会えるよ」と歌っているだけに…おっと言葉を滑らしてしまいました。

(3) まるで一つの曲を聴くように、流れるように、情感豊かな作品でした。
 僕がSSを書き始めたのは6カ月前で、そのためか自分で使える言葉が少ない現状があります。そんな僕にとって表現のかけ橋になるのが「歌」です。古今東西にある素晴らしい歌達、それらの歌の中で僕の琴線に触れるものをメモってメモって使うようにしております。歌のように流れる文章。それが僕のSSの理想像です。ですので、一つの曲を聴くようにという評価、本当に嬉しく思います。
 今回は「流れ」を意識して書いてみました。時の流れであったり、表現中に可能な限り「流れ」をイメージさせるような言葉を使用したり、そのような言葉遣いが「流れる」「情感豊かな」という感想につながったのでしたら、これほど嬉しいことはありません。
 蛇足かもしれませんが、今回参考にさせて頂いた楽曲を紹介させて頂きます。

 [メロディイメージ]
 Giacomo Puccini :"La Boheme""Quando me'n vo(私が街を歩くと)
       同作:"Turandot""Nessun dorma(誰も寝てはならぬ)"
 天海春香:"太陽のジェラシー" "I want" "乙女よ大志を抱け!!"
 天海春香・水瀬伊織:"私はアイドル"

 [ベースイメージ]
 Uli Jon Roth:"Bridge to Heaven"(上記作"Nessun dorma"のカバー曲)
 山崎まさよし:"One more time,One more chance"
 いきものがかり:"花は桜 君は美し"
 レミオロメン:"3月9日"
 シュノーケル:"エスパー"
 (以上、敬称略)


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>寓話様

(1) 鮮やかな色彩が浮かぶSSでした。会話のひとつひとつが、綺麗だと感じました。
 今回のSSのベースとなったのは、新海誠作「秒速5センチメートル」でした。御存じならばわかりやすいのですが、この作品をベースにしようと決めた際、一番大切にしなければいけないと思ったことは、「いかに情景を美しく表現するか」ということでした。ただ僕が情景描写マニアだからということもありますががが。
 前回の企画SSでは情景描写をそのまま伏線としてねじこませた節がありますが、しがない文字屋ですが、まだまだ実力不足な青二才ですが、あることを主張したいからこそ選んだベースだったりします。その主張とは、「情景描写って素晴らしいんだぞ!!」でした。情景があって成立する、情景があるからこそ引き立つストーリー。これが今回のSSで一番主張したかったことなのかもしれません。ですが僕はSS書きです。主張はあくまで作品の中で主張しなければただの画餅です。それならSSで見せてみろ!ということで書こうと決心したSSでした。
 繊細な絵を描くように、心に響く背景画を描くように、どうか読者様の心を震わせますように。そう祈りながら情景描写に力を入れてみました。あくまで僕なりに、なのですが。絵心がない僕にとって自分のイメージを表現するのは文字しかありません。絵を描くように文字を綴る、そんなレベルの文章が書きたいと常々思っております。

(2) 前回の、千早と真の間に交わされた謎かけとも、また違った空気が流れていて、表現される雰囲気の幅に脱帽しました。
 このSSはある意味前作のリベンジのようなSSなのかもしれません。前作の課題は「いかに一枚絵の魅力を引き出すか」でして、そのため伏線を入れる部分を圧縮しすぎてしまった感がありました。その点を反省し、今回は「キーワードをいかに美しく文章に組み込むか」ということを課題として設定致しました。
 そうですね。前回の雰囲気がクライムサスペンス調だったのに対し、今回は抒情的な雰囲気を出すようにしました。雰囲気はSSの大切なバイプレイヤー。ストーリーに沿った最適の雰囲気が表現できるように腐心しております。僕の場合は少し主役を喰ってしまっているかもしれませんが、その辺りは笑って許して頂ければ嬉しいです。これからも様々な雰囲気が表現できるよう、精進していこうと思います。

(3) 拝読して、静かな、そしてとても綺麗な余韻が残りました。
 「しづけさや 岩に染み入る 蝉の声」。季節は夏ではないですが、こういう余韻を残せるように、後にじわりと心に染みる物語が個人的には大好きだからかもしれません。鐘の音、波の音、木漏れ日の光、小川のせせらぎ。1/fのゆらぎのような余韻が残る文章が書きたいなぁ…と思いながら文字を選んでいます。こんな俺得浪漫の産物にそのような評価をして頂き、本当にありがとうございます。


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> ガルシアP様
(1) まず、「別れ」を描いたという点で惹き付けられました。

 「別れ」を主題にしたのは、どうみても僕の趣味です。本当にありがとうございました。よく分からないのですが、「別れ」は逆説的に人が他人との絆を実感する瞬間の一つだと思っています。普通にあると思っていた関係が急になくなってしまうとき、潔くその関係を切り捨てるという人も好きなのですが、未練タラタラに引きずり続ける人も僕は大好きです。そんな俺得浪漫の産物でした。
 「別離」を表す最上級の単語を使用したのは、以前SS技術交流会で陽一Pさんが「そこに死体があった」の下りをふと思い出して、今回陽一Pさんが参加なさるということで、それなら使ってみようか、と考えた結果だったりします。ある意味リスペクトです。パクリともいいます。
 思春期でしかもまだまだ箱庭の中で生きていける年の伊織さんにとって、目指していた夢を諦めるという挫折は、おそらく相当にショッキングなものなのではないでしょうかとかもごもご。あの年にして社会の大きさを知っている人間ってそうそういません。そういう意味で伊織さんは本当に魅力的な人間だなぁ…と最近よく思います。

(2) どこまでも一途な春香と、自分の事だけを考えてはいられない立場の伊織。
 夢を追いかけるという意味では二人は共通していますが、二人の性格というか行動性の差が出てくるのはこういうところなのではないかなぁ…と個人的には考えております。人間の本質の部分では限りなく似ているけれど、その本質を取り囲む環境の差が歴然としています。その辺りから「春香さんは天然・あざとい、伊織さんは常識人・素直じゃない」というイメージが生まれたのかな、と。
 それを「なんとなく」の雰囲気で書くことも考えたのですが、今回は真正面からその関係性を書いてみようかな、と思って書いてみました。思春期の少女の喪失感を描いたSSだけに、「いい感じに切ない」という評価、大変うれしく思います。

(3) 「横断歩道をトロットで走り抜けた」
 これは表現で悩んだ部分です…「早足で走り抜けた」じゃダメなんですよね。だからと言って歩くスピードについては言及したかったんです。「横断歩道。私は足を速めた」でもいいんですけれど、なんかちょっと違うといいますか…なんとなく、なんとなく変なんです。何が変なのかは自分でもわかりませんが。苦肉の策として出たのがこの表現でした。トロット。お馬さんが走るスピード。ギャロップではなく、トロット。
 分からなくてもニュアンスで伝わるって、とても大切なことだと思います。コンテクストを読んで、意味がなんとなく分かる。「なんとなくわかる」って本当に難しいです。むしろそこまで読み込んで頂けたことに感謝を。語感と雰囲気、切っても切り離せない関係だと思います。
 統一感、大切ですよね。統一感があるからするすると読めるというか、ある程度読み流してもなんとなく雰囲気が分かるというか。そこに流れている空気の分子まで微細に作り上げるように、と意識しながらもそもそと書いております。さらっと読むことができて、かつ何度も読める文章。そんな文章が書いてみたいですね。統一感があるからこそ生まれる面白い表現なんてのもあるのかなぁ…と思っている今日この頃です。


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> o-van様
(1) 天海春香を芸名としたのは凄い発想だと思いました。
 謎かけの元ネタに「名前当て」がありましたので、これをどう消化しようと考えて生まれた発想でした。自分でもちょっと反則だと思います。じゃあこの子誰なんだよ!なんですよね。この理論を発展させて、最後の伊織さんの下りではPも伊織さんのことを「伊織」とは言っておりません。彼女はもはや「水瀬伊織」ではありませんから。名前ってある意味その人を認識するためのタグなんですよね。「天海春香」「水瀬伊織」しかり「プロデューサー」しかり。
 天海春香が芸名であると考えたのは、結構前から考えていたことだったりします。サインで名前が出ていることを考えると、おそらく本名ではないはずです。ですが彼女達の世界の外にいるファンからすれば、彼女達のことを芸名というタグをつけて呼ぶしかない。なかなか切ないです。ですが、まさかこういう形で使うことになるとは思ってもいませんでした。芸能界に本名で活動するアイドル、そういうロックなアイドルもいてもいいかもしれませんね。

(2) 別れが主軸になっているのと同時に、再会もひとつのテーマであるのかな、と感じました。
 はい。その通りです。人との再会、夢との再会、春という季節を使っているだけに、大切なテーマの一つです。今回は「別れ」の側面を強調した形になりましたが、逆説的に「再会」も表現した感じになるのかもしれません。「別れ」と「出会い」はコインの裏表みたいに切っては切り離せないものですから。
 再会がその人にとって喜ばしいものなのかどうかはその人次第なのですが、願わくばこのSSに登場する全ての人物にとって喜ばしいものであってほしいですね。今回のSSでは伊織さんが「もう会うことはない」と自分の中で決めつけているだけに、まだ春香さんと面と向かって会ってはいませんが、もう少し時間を重ねた後ならば、色々と気持ちに整理ができてから笑顔で再会することになるかもしれませんね。


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> 弱気P様
 詩的な雰囲気って素敵ですよね。永遠の浪漫といいますか、ありそうでない雰囲気といいますか。そんなあいまいでふんわりとした空気感が大好きです。ところどころこっぱずかしい表現がありますが、その辺りに僕の変態な趣味があるのかもしれません。SSとポエム(笑)の中間にある文章、それが僕が目指しているSSだったりします。ポエム最高!!


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> 微熱体温様

(1) どの断面を切り取っても綺麗なのは、やはり言葉の選ばれ方が綺麗にできているからなのだろうと、勝手に得心しました。
 SS書き駆け出しの僕にとって身に余りすぎる評価、本当にうれしく思います。今回は大きく分けて3場面あるということもあり、ずっと掌編ばかり書いている僕には結構長めのストーリーでしたので、初めてストーリーエディターというものを使ってみました。便利でした。ずっと掌編ばかり書いてきたという経緯もあってか、言葉の一つ一つの使い方に気を遣いながら書いております。語感であったり間であったりイメージであったり。
 一つの語尾に5分以上かけて悩んでいたりするので、遅筆の感が否めませんが、それでも気を遣っていきたいところであり、気を遣うに足りる部分だと思います。これからも引き出しを増やして、いろんな言葉を使えるように努力していきたいです。

(2)それぞれのモチーフが、徹頭徹尾機能している構成力は圧巻でした。
 情景描写を心情描写と絡めて書くことを意識すると、情景描写に含まれるモチーフを使っていきたいなと思ってしまいます。ただの情景としても読めるし、心情の流れを捉えた表現としても読むことができる。そんな文章になればいいな、そう思いながら書いてみました。
 花、雪、夢、煙草、歌、横断歩道、この辺りのモチーフには可能な限りのイメージを詰め込みながら書いておりました。心情描写をしてはいけないところを情景描写で補うという手法をとっておりますので、うまくまとまっているかは少し不安だったのですが、そのように評価して頂けたのでしたら、嬉しい限りです。本当にありがとうございます。


長文かつ意味の分からないコメント返信になってしまい申し訳ございません。
最後に、こんな拙文をお読み頂き本当にありがとうございました!!


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