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青春m@ster 感想(010~012)

2011年12月22日 01:41


作品番号010 「それはきっと恋の味」 Danさん
作品URL:http://allegoryfactory.web.fc2.com/00-010-038.htm

 雪歩のほろ苦くも甘い、恋のお話。雪歩の仕草の一つ一つが可愛らしく、その可愛さにウェッヘヘヘと頬が緩んでしまいました。
 企画の内容や、アイドルランク、お菓子の情報等が丁寧に描かれており、雪歩の置かれた環境をしっかりと理解することができました。
 文中に出てくるお菓子は、まるで雪歩の心情を暗喩しているかのように、きらきらとみずみずしく、きゅっと甘い感じ。
 思わずお菓子が食べたくなってしまいました。どう見てもおうちかふぇの企画にホイホイされております。本当に(ry
 そのみずみずしく描かれたお菓子を目の前にしながら、実際雪歩が口にしたのは「洋酒漬けのフルーツ入りチョコ」。
 真紅のフィルムという外装、ほろ苦いカカオパウダー、甘いミルクチョコの味、ガナッシュのコーティング。そして洋酒漬けのチェリー。
 「それはきっと恋の味」というタイトルの通り、雪歩のプロデューサーに対する心情を、絶妙な比喩で表現されています。
 ストレートな雪歩の可愛さが表現されていると共に、ごくり、とお話の喉越しを堪能したくなる作品でした。



作品番号011 「さかのぼるFAQ」 tahiriPさん
作品URL:http://allegoryfactory.web.fc2.com/00-011-030.htm

 春香と千早、ありし日の回想。終盤の謎かけに合わせてまき戻る、二人の時間。
 苦しくなると分かっているはずなのに、捨てられないレコーダー。悪癖のようについつい聞いてしまう昔の会話。青春ですね。
 上から読んでも下から読んでも意味が通る、台詞回しの上手さに舌を巻き、過去を見放せない二人の感情が、痛切に響いてきます。
 どちらが元の会話だったのだろう、本当にこの読み方で正しいのだろうか。鳥頭で考えること二時間。未だにうんうん唸っています。
 上から下へ、下から上へ、ぐるぐる同じところを読む自分を見つけ、自分もまた青春の迷路に迷っているような錯覚を覚えてしまいました。
 春香と千早がキャッキャウフフしているお話も好きなのですが、互いに対して薄暗い感情を抱いているはるちはなお話も大好物です。
 二人はどうして違う道を歩むことになったのか、二人はどうして互いに対してそのような感情を抱くに至ったのか、妄想が尽きません。
 カロッサの青春時代を何故か思い出してしまいました。二人の時間が二人にとって大切な時間であったことを祈らずにはいられない作品です。
 


作品番号012 「無題」 Darさん
作品URL:http://allegoryfactory.web.fc2.com/00-012-050.htm

 小鳥さんの夜のワンシーン。お酒を飲み、まどろみの世界で765プロの人達を想う小鳥さん。ぐっときました。
 この小鳥さんのリアルと妄想の行き交いの仕方が、かなりツボにはまってしまいました。こういう時間を作りたいものです。
 小鳥さんのかつての思い出が、お酒と青春真っ最中のアイドルという水を吸って、青春という形で花を開かせたかのような。
 そんなふわっとした、だけどじんわりと心に染みる感覚を覚えました。俺も昔は馬鹿やらかしたなぁ、みたいな感じでしょうか。
 小鳥さんが二十チョメチョメ才で、どうしてあんなに可愛らしく見えるのか。その一端が分かったような気がします。
 青春時代の追想と、アイドルの子達に対する温かな気持ち、プロデューサーに対する期待。
 大人になってしまって、自分ではもうどうしようもできないことがあるって知って、それでも周りの幸せを祈る小鳥さん。可愛すぎます。
 そんな小鳥さんは、今日も素敵な笑顔で765プロの人達に接しているんだろうなぁ。青春を通過した人間の胸に、じぃんと響く作品でした。
 



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